まゆ_映画感想ブログ_『インシディアス』
ドウモはじめまして、まゆです。
私は映画が好きなので、私のブログでは視聴した映画の感想とかを書こうと思います。
オチ以外のネタバレが普通に含まれるので、苦手な人は避けてネ。
今回は『インシディアス』について話します。
「SAW×パラノーマル・アクティビティのスタッフがコラボしてお送りする~」など公開当初宣伝されてたりしたホラー作品です。
「オススメのホラー映画ある??」と聞かれたら、私はだいたいこの映画をオススメしています。
その理由は「メチャクチャ好きだから」なんですが、どういうとこが好きなのかを解説すると共に、今ブログを見てくれてるアナタにもぜひ『インシディアス』ファンになってもらおうと思います。
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まずインシディアスのあらすじをザックリ説明します。
兄、弟、父、母で構成されている家族が新居に引っ越したら色々あって兄が意識不明になって色々怪奇現象が起きて父がなんとかする
こんな感じのお話です。それでは『インシディアス』における私が好きなポイントを解説させていただきます。
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1、ストーリー構成がしっかりしてる!
これだけだとめちゃくちゃ映画製作スタッフをバカにしてるかのようですが違うのです。
よくある「なんでコイツはこんなことすんねん!!!」などと思ってしまうホラー映画あるあるシーンを、「あっ!ちゃんとしてる~!!」と思わせてくれる作りになっているのです。
例えば、母が「この家ヤバイよ!!引っ越そうぜ!」と泣くシーン。
だいたいのB級ホラー映画なら父は「HAHA!幽霊なんているわけないじゃないか~」とか言って終盤でオバケに殺されてしまうのですが、この映画は違います。
「そうか…幽霊のいるいないは置いといて、君が安心してこの家で暮らせないのなら引っ越すべきだな…」と父が言い、次のシーンでは速攻で引っ越し終えているのです。
「うわこのお父さん人間としてあるべき姿をしている…自分自身が信じる信じないかより、目の前で苦しんでる人をなんとかしようとそっちを優先している…好き…」
『インシディアス』を見た人間の8割はこう思うでしょう。
視聴者に「この世界には警察がおらんのか?」「なんで家族にそんな冷たいんやお前は」などと思わせないストーリーが私は好きです。
自分の中に沸く余計なツッコミに邪魔されず、映画に没入出来るのは良いことだなぁ。
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2、余計なエロシーンがない!
だいたいのホラー映画においては「それいるんか!!?」と思ってしまう謎のシャワーシーン、セックスシーンがあったりします。
(アクション映画でもあるっちゃありますが…)
しかし『インシディアス』にはシャワーを浴びる全裸人間も無理やり用意したようなセックスシーンも一切存在しません!
エロシーンが嫌いすぎる人も安心して観れる良心的な映画です。
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3、古典的なホラー映画を踏襲している
これはホラー映画好きのテンションが上がりそうな要素です。
『インシディアス』自体、有名なホラー映画なのでそういう層の方たちはもう既に視聴済みだとは思いますが、これからホラー映画好きになる方にはぜひこの点を楽しみに視聴してほしいです。
どういう点が古典ホラーの踏襲なのか、まず音楽がそうです。
『エクソシスト』などの古い作品では、「よっしゃ驚かしたろ」という感じのシーンでよくピアノをジャーーンッ!と鳴らしていますよね?
あれをなんかこう……音楽分野に明るくないので上手くいえないのですが……なんか近代的ないい感じにリミックスしたみたいな効果音に昇華されているのです。
登場してくるユニークなオバケたちもまたそうです。
最近のホラー映画はオバケをCGで作ったり、オバケの周りにエフェクトをかけたりしていますが、この作品においてはそういう事をあまりしていません。
1人くらい思いっきりしてたかな?してるのかな??
しかし、パッとオバケを観た時にきっと視聴者は「あー!懐かしい感じするー!」と思うはずです。
ビジュアルを古典ホラーに寄せており、メイクなどが(もちろん怖いのですが)やばいくらいに愛嬌があって、映画視聴直後でも「もう一度見るとしよう…」と思わせてくる見た目をしています。
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以上3点の理由から、私は『インシディアス』をNo,1オススメホラー映画にしています。
続編もバリバリ出ているし、同監督の作品もバリバリあるのでぜひそちらも観てネ。
それではまた今度